卒業後のサポート
【卒業後の活躍を支える】
卒業後の活躍を、支え続ける。

卒業後、治療現場に立つためには国家資格が必要です。
しかし、資格の取得はあくまでも通過点のひとつ。森ノ宮医療学園専門学校の教育は、ここで成長した学生たちがプロとして現場に立ち、患者さんの役に立つためにあります。現場で活きる力を育み、活躍できる舞台へ導くことが、本校の役割であり、使命だと考えています。
本校のサポートは、卒業しても終わりではありません。
「臨床のプロ」として、一人ひとりがより良い人生を歩んでいけるように、
卒業後もさまざまな支援と交流の場を設けています。
卒業生に開かれた活発な学びの場
週末を利用して、学びを深める。
学校公認のクラブをはじめ学内外の活動団体が、勉強会やセミナーを開催しています。第一線で活躍されている著名な鍼灸師や柔道整復師、スポーツトレーナーなどを講師に招き、卒業生や一般の方にも開かれた学びの場となっています。


●中医学研究会~お灸で風邪予防~
●大師流小児はり 初心者講習会
●小児鍼マスターコース
●ウェルエイジング講座
「和」の薬膳
ラベンダー精油の魅力を探る
●日本刺絡学会 大阪基礎講習会
●ツボ講座
春まで待たない花粉症対策のツボ
じぶんでできる腰痛改善
●森ノ宮鍼灸セミナー『臨活』
【東洋医学的診療法「脈診」「腹診」】
【臨床シリーズ「五十肩」・「膝痛」】
●スポーツセミナー「応急処置・熱中症・パートナーストレッチング」
生涯就職支援/開業支援
プロとしての、さらなる活躍を支援する。
学校公認のクラブをはじめ学内外の活動団体が、勉強会やセミナーを開催しています。第一線で活躍されている著名な鍼灸師や柔道整復師、スポーツトレーナーなどを講師に招き、卒業生や一般の方にも開かれた学びの場となっています。

生涯就職支援
新卒時はもちろん、卒業してからも転職や再就職を支援し続ける制度。臨床の現場に出てからの一人ひとりの活躍や、ステップアップを大切にする、本校ならではのサポートです。卒業生からの個別相談や求人紹介に、随時応じています。
開業支援
在校時または卒業後に独立開業を希望する方は、校友室でいつでも相談を受け付けています。実際に開業した卒業生を招いたセミナーを開催するなど、卒業生ネットワークを活かしたさまざまなサポートが生まれています。
森ノ宮医療学園主催の学術大会

最新の知見と、生きた情報にふれる。
本学園主催の学術大会も、毎年開催しています。主に柔道整復学に関わる研究発表や講習会、情報交換の場として、多くの業界関係者が参加。著名な先生方の講演や最新の学術発表を聴講できる、とても貴重な場となっています。
卒後研修制度

知識と技術に、磨きをかける。
在校時に学んだ知識や技術のさらなる向上を目的として、卒業生に向けた研修の場も設けています。鍼灸学科は本学園附属鍼灸院、柔道整復学科は本学園附属クリニックにて実施。研修生のレベルに合わせ、次へのステップアップにつながる指導を行っています。
みどりの風クリニック
みどりの風鍼灸院
卒後研修制度 卒業生の声

2017年3月卒業
鍼灸師と助産師、両方の資格を活かし母と子の治療院で活動中。
在学中から卒後研修に参加したいと思っていました。臨床実習を積めば積むほど、現場に出たときの自信につながると考えたからです。みどりの風鍼灸院では、多くの先生が治療に携わられていて、さまざまな治療法を同時に学ぶことが出来ました。先生方の治療に入らせていただくことで技術の向上だけでなく、短時間で治療方針を組み立てる力がつきました。
「なぜこのツボを使うのか」がより分かるようになり、学校で学んできた基礎を現場で応用に結び付けていくための道筋をつかむことができました。
卒後研修制度 卒業生の声

2018年3月卒業
ダンサーとして海外で活躍。ケガのリスクを学ぶために帰国、本校へ入学。
学生時代の臨床実習で、先生方の知識の深さ、技術レベルの高さを目の当たりに。卒業してからも学べる「卒後研修」があると聞き、すぐに申し込みました。研修中は在学中には見ることのできなかった多くの治療現場で、先生方の見立てや治療計画、患者さんが受傷してから復帰までの正しい答えの導き方も直接指導していただきました。そのことが、柔道整復師の技術と運動を組み合わせた新しい治療のかたちを見つけるきっかけとなりました。
図書室利用

全国屈指の図書室を、卒業後も利用可能。
本校の図書室は、約18,000冊という全国屈指の蔵書数を誇り、鍼灸や柔道整復の専門書をはじめ、貴重な古書から最新の学術雑誌まで豊富に揃っています。他校の学生が貴重な学術書を求めて来校することもあるほどです。また本校の卒業生は、在校生と同様に貸出利用することが可能です。
森ノ宮医療学園校友会8,000名を超える卒業生の、一大ネットワーク。
■ 校友会とは
森ノ宮医療大学・森ノ宮医療学園専門学校の卒業生、在校生、教職員で組織され、会員相互の親睦を図るとともに、母校の発展と地域医療に貢献するため、さまざまな取り組みを行っている団体です。
校友会主催のイベント
在校生と卒業生のさらなるレベルアップの場として、ジャンルを問わず多彩なイベントやセミナーを主催しています。校友会会員であれば、ほとんどのセミナーを無料で受講でき、気軽に学びと交流を広げることができます。
校友会勉強会
●鍼の治効作用に迫る 潰瘍性大腸炎モデルを用いた鍼の抗炎症作用について
●鍼灸院経営のためのトラブル回避術~鍼灸院を経営していくにあたって大切なこと~
●筋力強化の基礎 徒手的アプローチをマスターしよう
●東方会・接触鍼・実技
●シンプル経絡治療
●鍼灸フェスタosaka
●学生会共催 志賀高原スキー&スノボーツアー
●柔道整復師・鍼灸師のための展示商談会メディカルショー
レンタル鍼灸室
校友会の卒業生事業の一環としてスタートした、業界初のレンタル鍼灸室。本校の鍼灸学科卒業生(有資格者)を対象に治療ブースをレンタルし、施術場所に困っている卒業生や、遠方からの患者さんとの中間拠点、また、出張や往診の拠点としても利用されています。
この他にも、校友会会員の皆さんは、学園内のさまざまな施設を研究会や講演会などに活用することができます。
卒業生の声
01 | 鍼灸を通して、女性が笑顔で幸せでいられるお手伝いをしたい。 |

2019年度卒業生
入学当初は「スポーツ選手の役に立つ仕事」として、鍼灸治療で選手をトータルにサポートできるスポーツトレーナーになりたかったのですが、鍼灸を学ぶにつれ、ケガの治療だけでなく、予防や小児はりなど、鍼灸のさまざまな側面を知り、美容や女性疾患をメインに診られる、女性の味方になれる鍼灸師になりたいと思うようになりました。
森ノ宮は実技授業が厳しいですが、ここで頑張って技術力を身につければ、将来の自信に繋げられると思います。技術はもちろんですが、タオルの掛け方から備品の準備、患者さんへの誘導や声の掛け方、患者さんの立場になって治療するとはどういうことなのか、森ノ宮で学んだ治療への姿勢は、今でも心がけています。
現在はフリーランスとして、美容鍼灸を中心に活動しています。治療を通して結果を出すことはもちろんですが、鍼灸の「怖い」「痛い」というイメージ、不安を少しでも軽減して、心からリラックスして施術を受けていただきたいので、環境を整え、話し方などに気を配り、治療家である前に人として患者さんと向き合うようにしています。
02 | Quality of Movement=動きの質」を高め、患者さんのカタチにしたい。 |

2015年度卒業生
プロスポーツ選手を目指してトライアルに挑んでいた時期、練習中にアキレス腱を断裂。プロへの道が絶たれただけでなく、半年間も歩くことさえ難しい状況でした。そんな時、お世話になっていた整骨院の先生から、「選手のケアに回れる仕事もあるよ」と教えていただき、「治療の幅を広げるのであれば鍼灸がいい」「鍼灸を学ぶなら森ノ宮が臨床に強い」というアドバイスもいただきました。新しいことを一から学ぶ不安もありましたが、鍼灸学科の先生方は本当に楽しそうに授業をされていて、鍼灸という仕事は素晴らしいものなのだ、ということを自らの姿勢や言動を通して示してくれました。ただ、勉強する場ではなく、患者さんを不快にさせない接し方や施術者にとって負担の少ない姿勢などを丁寧に教えていただき、自他への思いやりの心を学ばせてもらいました。
卒業から4年目を迎えた今、QOMスポーツはり・きゅう院という治療院を開きました。QOMとは、「Quality
of
Movement=動きの質」を意味します。[先生に出会えたから、今、こうしてスポーツが出来ている。「おかげで日常生活が楽になった」と、患者さんに言ってもらえるのが、何よりもうれしい瞬間です。
03 | IT企業内に鍼灸事業部を立ち上げ、企業往診を行っています。 |

2017年度卒業生
在学中から勤務している夫が経営するIT企業内に鍼灸事業部を立ち上げました。お付き合いのある企業にお伺いし、福利厚生の一環として、鍼灸治療を行っています。治療道具は全て持参するため、キャンプ用のベッドを使用しています。
鍼灸師を目指したきっかけは、私も長く会社員をしておりましたが、体調を崩しても無理をする人をたくさん見てきたので、頑張って働いている人に、身近に医療を届けることが出来たらいいな。と思ったことです。
鍼灸師となった今、森ノ宮医療学園専門学校でよかった。と思うことがたくさんあります。
実技授業の中で、患者さんに対する配慮(タオルの掛け方や立ち位置、言葉掛けなど)を厳しく指導いただけたことは、身体に染み付いていて自然と振舞うことができます。いくら良い治療をしても、患者さんへの配慮に欠けると信頼は得られません。技術だけでなく、実践的な学びを多く得ることのできた3年間だったと思います。
仕事と学業の両立は本当に大変ですが、仲間や先生と出会い、友人や家族に支えられ、思い出深い学生生活となりました。鍼灸師になりたいと思った気持ちを大切に、一人でも多くの患者さんをケアしたいと思います。
04 | 鍼灸院に勤務しながら、フリーのヨガインストラクターとして活動中 |

2017年度卒業生
入学前は、「年齢的に遅すぎるのでは・・・」という不安がありました。しかし、年齢も職業も経験も異なるクラスメイトと共に学んだ経験が、視野も考え方も、大きく広げてくれました。
いくつになっても挑戦できる。と実感できたのは、さまざまな個性を受け入れてくれる学校の雰囲気のおかげだったと思っています。
森ノ宮医療学園専門学校は、勉強会やセミナーがとても豊富で、忙しい学生生活の中で、時間をやり繰りしながら、興味のあるものはできるだけ受講するようにしました。色々な流派や考え方を知ることで、自分のやり方に確信を持って進めていけると思います。私は、今、鍼灸師として勤務しながら、フリーのヨガインストラクターとして活動しています。ライブハウスや音楽教室内でのヨガレッスンのほか、鍼灸とヨガを融合させたヨガイベントを開催しています。
かつての私のように、年齢的な不安を抱えている方もおられると思いますが、現場で働くようになって強く感じることは、若さよりも人生経験の豊富さだということです。夢をかなえるのに遅すぎるということはなく、とても充実した毎日を送っています。
01 | 身体のスペシャリストとして。地域の健康に貢献できる治療院へ。 |

2010年度卒業生
高校を卒業して一旦は就職しましたが、高校生の時にソフトボールで痛めた肘を治してもらってから憧れていた柔道整復師をめざそうと思い、森ノ宮に入学。鍼灸師をしている義理の兄や、お世話になった鍼灸整骨院の先生の応援もあって、昼は学校、夜はその鍼灸整骨院で働く3年間を過ごしました。
在学時はテスト前に友人と集まって勉強や、実技の練習をしたことが思い出です。実技のテストは厳しかったですが、その分、自信を持って包帯やテーピングを巻けるようになりました。森ノ宮を卒業するだけで、技術はある程度のレベルに達していると思います。
森ノ宮で学んだことで今でも意識しているのは「最悪のことから考える」こと。「患者さんが来たら、自分で診られるか診られないか、まず判断しなさい」と先生に言われたことがすごく印象に残り、今も実践しています。
現在は自分の整骨院を開業し、痛みを取る施術、傷みにくい身体を作る運動療法(コンディショニング)を中心に行っています。将来的には身体の中から改善する食事やサプリメントの指導なども含めて地域の方に貢献できる施設の開業もめざしています。
02 | スポーツ選手の外傷だけでなく、その未来とも向き合っていく。 |

2012年度卒業生
鍼灸学科 昼間コース
2015年度卒業生
中学・高校とスポーツに明け暮れ、身体も急激に変化していく中、ケガをケガと思わずに部活に打ち込んでいました。でも、どうしても痛みが強くなり整骨院へ。その時の先生が、丁寧に身体の状態を説明してくれ、自分の痛みにもじっくり耳を傾けてくれたのです。自分もこんな風にスポーツ選手をサポートしたい。と思うようになりました。
他の専門学校で、スポーツトレーナーについて学んだ後、治療の現場に身を置こうと、整骨院に就職しました。そこで出会った先輩達が、「鍼灸師、柔道整復師の資格を取るなら、森ノ宮。とにかく先生が良い。」と強く勧めてくれたため、再進学を決意しました。
森ノ宮の学生生活はとにかく楽しかったです。それまでにしてきた勉強よりもはるかに緻密で高度な専門知識。その知識が一つずつ自分のものになっていくことが嬉かったし、さらに人の身体についての興味が深まりました。先生も遅くまで残って時間を割いて勉強に付き合ってくれました。
現在は、外傷の治療に訪れる選手がとても多く、大事なシーズンに試合を控えた選手たちに対して、外傷を治すだけでなく、選手の未来を支えられる臨床家を目指して、日々治療にあたっています。
03 | 柔道整復師の学びを活かし、目指すは介護のスペシャリスト |

2014年度卒業生
祖父母が介護施設を利用しており、機能訓練指導員に興味を持ちました。そのために必要な資格の中でも、運動器を専門的に学ぶことが出来、独立開業権のある柔道整復師の資格を取得しました。
現在は、高齢者が活動的に住み慣れた地域で暮らせるように支援する、地域密着型通所介護施設で働いています。
高齢者自身が諦めていた生活動作や運動機能についての改善の可能性を探り、プランを立て、一緒に取組み、近くで寄り添い変化を感じながら一喜一憂しつつも、人生の大先輩が誇らしげな顔をしてイキイキと生活している姿を見られることが、この仕事の一番のやりがいとなっています。
森ノ宮医療学園専門学校では、教科書には載っていない臨床の現場で培われた先生方の臨床家としての生の知識を学べたことで、介護現場で役立つ基礎を築くことができました。
高齢者支援において、運動機能障害や認知症など、その症状の理解には、医学的な知識が求められるので、森ノ宮での厚みのある3年間が、とても活かされています。
04 | 個人事業主としてスポーツジムとトレーナー契約しています。 |

2017年度卒業生
高校時代は、公式野球部に所属し、野球漬けの毎日を過ごしていました。何か、スポーツに携われる職業はないか、と考えていたときに、出会った整骨院の先生にあこがれて、この業界に足を踏み入れました。
柔道整復学科アドバンスコースを卒業後、個人事業主としてスポーツジムと業務委託という形でトレーナー契約を結び、柔道整復師・スポーツトレーナーとして活動しながら、鍼灸学科に通っています。
ジムでは運動療法を処方された方に対するトレーニングの提案や、その他マラソンランナーの怪我予防トレーニングや受傷時の治療、パーソナルトレーニングや健康イベント、運動教室を開催するなど、精力的に活動しています。
変形性膝関節症と、慢性的な腰痛であまり動けなかった70歳の方が、運動療法を通して、山登りができるまで元気になられました。ご家族の方からお礼のお手紙をいただき、サポートした方だけでなく、家族や周りの方も幸せにできている事をしり、この仕事を選んで本当に良かったと思っています。
森ノ宮医療学園専門学校は、臨床の現場に出ている先生方ばかりで、授業でも惜しげなく教えてもらった臨床現場での話は、僕の今の活動の基本となっています。