美容鍼とは

美容鍼灸の施術を受ける女性

美容鍼灸とは

美容鍼灸の施術を受ける女性

自然治癒力を高めて内面から美しさを磨く

美容鍼灸は、肌が弱く、エステや他の治療が受けられない方にも、副作用なく受けられるやさしい医療として今注目を集めています。
対象となる主な症状としては、しわやたるみ、しみなどの肌トラブル。このような症状を顔だけでなく、身体全体の問題として捉えて内面からケアを行うのが美容鍼灸です。内臓や血行などの身体の内側と症状が表れている箇所(顔など)へ同時にアプローチを行うことが特徴です。

お仕事内容

自然治癒力を高め、肌の悩みを解消

美容鍼とは、一般的に顔への鍼治療を指すことが多いですが、首や背中を同時に施術して、血液循環の改善も行います。
また、顎関節症や眼精疲労などもケアの対象となります。

リラクゼーション効果を高める
トリートメント

鍼灸治療に加えてトリートメントを行う場合も多いです。
患者さんの緊張をほぐし、全身の血流をよくすることで鍼灸治療との相乗効果を図ります。

豆知識

短く細い”美容鍼”

一般的な鍼灸の鍼は、約4〜5cm。対して美容鍼は1.5cmほどの長さです。美容鍼の多くが筋肉ではなく皮膚の細胞を刺激するため、深く刺す必要がなく、短い鍼を用います。

術後の引きつりにも効果的

ストレスやウィルスが原因で表情を作る筋肉が麻痺してしまうことがあります。このような疾患にも鍼灸は効果を発揮します。体力や免疫力が低下している場合もあるので、自然治癒力を高める鍼灸は効果的です。

必要な資格

美容鍼灸の施術をする様子

美容鍼灸の施術を行うためには、鍼灸師(はり師・きゅう師)の国家資格が必要となります。
美容鍼灸を受けられる方はダイエットやアンチエイジングといったニーズも多く、顔だけでなく、身体全体にアプローチして内面からケアしていく必要があることから、鍼灸師としての確かな知識・技術を身につけていることが大切です。

「臨床の森ノ宮」がめざす美容鍼灸師とは

―美容鍼灸師として一流をめざすなら、一流の鍼灸師たる必要がある―

本校のゴールは、すべての鍼灸師に必須となる「基礎臨床力(鍼灸知識・技術)」を高いレベルで身につけること。
この基礎臨床力があって初めて、応用鍼灸(美容鍼灸やスポーツ鍼灸、小児はりなど)への道が拓けると考えています。

ですので、授業では「臨床教育」を重視し、それを高めることにフォーカスしています。
(本校が「臨床の森ノ宮」と呼ばれる理由もここにあります)

事実、美容鍼灸に必要な技術自体は、通常の鍼灸治療と同じ(延長上にある)ものです。

つまり、基本となる鍼灸技術を抜きにして、美容鍼灸を行うことはできません。
そのため本校では、

① 臨床重視のカリキュラム
② 応用鍼灸を学ぶゼミ

の2本柱で3年間の学びを構成しています。
本校の「臨床教育」を通して、
一流の鍼灸師、ひいては一流の美容鍼灸師を一緒にめざしましょう。

美容鍼灸師をめざせる!
森ノ宮の魅力

全国平均を大きく上回る合格率、
合格者数でも西日本1位を達成!

はり師合格率88.5%・きゅう師合格率90.2%、全国平均を大きく上回る実績を示す円グラフ

美臨床の森ノ宮にとって、国家試験はあくまで「通過点」。
2024年度鍼灸師(はり師・きゅう師)国家試験において、西日本の専門学校ではり師・きゅう師ともに合格者数第1位(新卒者)を達成しました。また合格率も全国平均を大きく上回っており、多くの卒業生が、臨床の現場でプロとしての第一歩を踏み出しています。

日本一を自負する「実技練習量」、
確かな技術を身につける!

鍼の年間消費量10万本を実習で使用し、3年間で徹底的に技術を磨く学生

基本技術をしっかりと身につけ、現場で活躍できる即戦力となるために、本校では日本一を自負する実技授業、臨床実習量を設けています。その授業で使う鍼などの医療用具はすべて無料で支給。学生たちの努力の証は、鍼10万本という、年間消費量に現れています。
また、本校では「授業は臨床の場である」と考え、すべての入学生に白衣を贈呈しています。

美容やスポーツなどの応用分野を学ぶ「ゼミ」を無料で開講!

臨床実習で実際に患者に鍼を打つ学生の真剣な様子

本校では授業外の学びとして年間800時間超の「ゼミ」を無料開講しています。発展領域を学んだり、基礎実技をさらに磨いたり、自分の興味や目的に合わせて自由に受講できます。学生のリクエストに応えて新しいゼミも開講し、やる気次第でどんどんレベルアップを図れます。

本校の魅力はこちらのページもご覧ください

「臨床の森ノ宮」と呼ばれる理由

授業とゼミのダブル体制で
美容鍼灸師をめざす!

臨床の森ノ宮だからできる「授業×ゼミのダブル体制」

鍼灸師としての土台をしっかり身につけたうえで、美容の知識を上乗せする

美容鍼灸を学ぶためのステップ図。基礎の東洋医学や解剖学、鍼灸の知識と技術を授業で学び、ゼミで美容鍼灸の応用を学ぶ流れを示す。

実技授業×ゼミ

「実技授業」で臨床力を身につける

鍼灸診断治療学の授業風景。鍼灸学生が足への施術を実践し、臨床力を身につける実習の様子。

実技授業では基本動作を無意識に行えるまで練習を繰り返します。鍼灸診断治療学では、臨床でよく遭遇する主な症状を取り扱います。その診察や検査法を学び、収集した情報から症例を判断し、治療法を組み立てられる力を養う、実践的な授業です。

主なカリキュラム

  • 基礎はりきゅう実技
  • 鍼灸診断治療学I
  • 鍼灸診断治療学II
  • 応用鍼灸実技I
  • 応用鍼灸実技II

「ゼミ」で、応用力を高める

美容鍼ゼミの実習風景。美容鍼灸の知識と技術を学ぶ学生が、顔への鍼施術を実践している場面。

近年、エイジングケアのひとつとして人気が高まっている「美容鍼」を学ぶゼミです。指導に当たるのは美容分野でも活躍している経験豊富な教員。美容はもちろん、不妊や逆子など、女性を対象とした鍼灸治療をテーマに、高度な鍼灸技術を学べます。

主なゼミ

  • 美容鍼ゼミ
  • レディース鍼灸ゼミ
  • 小児鍼ゼミ
  • 特殊鍼法ゼミ
  • 実技ゼミ

在校中に+αの資格を
取得できる

アロマコーディネーター資格取得講座

様々なアロマ一式

JAA (Japan Aromacoordinator Association)日本アロマコーディネーター協会認定アロマコーディネーター資格の取得をめざす講座を、本校内で開講しています。
アロマセラピーの効用をわかりやすく学ぶカリキュラムには、フェイスパックやフェイストリートメントなどの美容面でも取り入れられる学びも。将来の開業時に施術メニューの一つとしてアロマを提供することで、他院との差別化も図れます。

POINT:なぜ、美容鍼灸師にとって基礎的な鍼灸技術が大切なのか?

美容鍼灸は顔の美容だけをするものではありません。その人全体、カラダ全体のケアをする中の一つとして、顔の美容があります。ですので、美容鍼灸で大切なのは、その方が求めている「美容」を実現するために、どんな鍼灸治療をするのが最適かを考えること。つまり、美容鍼灸師には「全身への鍼灸治療ができること」が求められています。

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