森ノ宮医療学園は、1973年に大阪鍼灸専門学校として誕生してから現在に至るまで、「 生命 ( いのち) への愛と畏敬」を学園の精神とし、現在も多くの医療人を育む学園として業界の第一線で躍進し続けています。
森ノ宮医療大学は2014年4月、鍼灸情報センターを設置。教育研究活動から得た新しい知識や、森ノ宮医療学園はりきゅうミュージアムの所蔵物などを「情報」という概念で集約・総括し、それらをアカデミックな観点から体系的に分類して外部に発信しています。
鍼灸情報センター(Morinomiya University of Medical Sciences Acupuncture Information Center, 略称MUMSAIC)は、森ノ宮医療大学の教育研究活動から得られた新しい知識や、森ノ宮医療学園が培ってきた「情報」を集約・総括し、外部に発信する組織です。アカデミックな観点から体系的に分類する鍼灸の「知」の拠点です。MUMSAICは鍼灸師、医師、その他の保健医療従事者、そして鍼灸学校教員が知っておくべき信頼性の高い最新情報を収集・整理して発信します。
医療に従事する方々の知識と、臨床技術の向上をめざして、創刊35年となる雑誌『鍼灸Osaka』や東洋医学をテーマにした書籍のほか、『柔道整復理論サブノート』『パーフェクトツボ暗記カード』アプリ等の副教材も編集発行しています。
医療系の専門学校ならではの発想に基づいた情報で一人でも多くの方に元気を届けるコミュニティ冊子です。大阪の、地域に密着した情報を発信しています。
2017年、森ノ宮医療学園
附属の治療院を京都出町柳に開院。骨折・脱臼・スポーツ外傷等に対応する接骨治療から慢性疾患に対応する鍼灸治療、運動メニューの提案、最新の物理療法機器による治療までさまざまなニーズに対応しています。
※ERP:
早期回復(Early Recovery)、予防(Prevention)
はりきゅうミュージアムは、鍼灸・柔道整復・漢方などの伝統医学の歴史的資料を公開する施設として1999年にオープンしました。人の体をながれる生命エネルギーの道筋を描いた経絡図や、治療点である経穴(ツボ)を記した経穴人形を中心に、わが国における伝統医療の歴史を物語る資料を収集し、わかりやすく展示しています。
6世紀なかば、中国から朝鮮を経て日本に伝来したといわれる鍼灸や漢方は、わが国独自の発展を遂げ、現在へと継承されてきました。また、整骨術(柔道整復)は江戸時代に柔術から発展した日本独自の治療法です。
人々の健康のみならず生活文化に深くかかわってきた伝統医学の奥深さ、面白さを感じられる資料を展示・公開しています。
森ノ宮医療学園専門学校は、全国で初めて附属クリニックを設立した専門学校です。
それが、「みどりの風クリニック」
の専門科目は、内科、循環器科、漢方内科、整形外科、リハビリテーション科です。この施設は、時代の医療人育成にも主眼を置いており、柔道整復学科の臨床実習施設としても機能しています。
また、同じ建物3階にあるみどりの風鍼灸院は、本校で教壇に立つ鍼灸師が、東洋医学的な治療や最新の研究成果を活かした治療を行います。こちらも鍼灸学科の学生の臨床実習施設となっています。
大阪社会体育専門学校は、スポーツを支える技術・知識とともに、卒業の社会で活かせる礼儀・礼節などの「人間力」を重視した、いわゆる即戦力を育てる専門学校。日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナーの受験資格が取得できます。包括的連携協定により、医療系国家資格とアスレティックトレーナー資格のダブル資格を目指せるコースが誕生しました。