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第3回森ノ宮鍼灸セミナー“臨活”を開催いたしました。

お知らせ

 

7月10日(日)開催の第3回森ノ宮鍼灸セミナー“臨活”は、

腰痛をテーマに尾﨑朋文先生、尾本禎男先生に講義していただきました。

 

前半は、尾﨑先生に、腰部の解剖学的知識をもとに、腰痛に対する主要経穴に対する鍼の安全深度について講演していただきました。

また、診察を行う上で必要な病態把握をポイントをおさえた形でお話しいただいた後、実際に腰痛を持った参加者に対し、鍼灸治療を実演していただきました。

治療は、腰部への刺鍼だけでなく、遠隔治療としての手の腰腿点への刺鍼も施術していただきました。その場で、腰痛が軽快したことに参加者は驚いていました。

 

後半の尾本先生は、整形外科的な観点から腰痛が成り立つ病態生理について講演していただきました。

理論的に腰痛が起こるメカニズムの解説と、その腰痛に対する鍼灸治療を披露していただきました。

治療を行う上でまず大切なのは、治療を受ける患者の姿勢の確保で、伏臥位で脊柱起立筋に緊張が出ないようにすることの重要性と、その反応の診かたを的確にご指導いただきました。治療のポイントは、腰痛による腹部の反応点を消失させることが大切で、末梢の経穴への刺鍼や磁気を持った粒子の貼付を活用した治療をされました。腹部の触診は、参加者一人一人が実際に触診し、先生からのアドバイスを受けており、とても有意義なセミナーとなりました。

 

 

次回は、8月7日(日)に河内明先生、藤川直孝先生による末梢神経障害として顔面神経麻痺、坐骨神経痛に対する鍼灸治療をテーマにした臨活セミナーを予定しています。

参加をお待ちしています。

 

 



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