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中国(江陰市中医病院)研修を行いました。

お知らせ

2011年夏、11年ぶりに中国研修を江蘇省江陰市中医院で行いました。期間は8月18日(木)~25日(木)までの8日間で、研修参加者は専門学校鍼灸科3年2名、卒業生3名、随行した教員2名の計7名です。

江陰市は上海と南京のほぼ中間、長江の南岸に位置し、全長1385mの世界第4位?を誇る長江大橋の袂にある市です。人口は約159万人ですが、市の中心部にはデパートが3~4つあり、また大小の商店が軒を並べ、非常に賑わっていました。江陰市中医院は、その中心部の一等地にあります。

江陰市中医院は11年前と比較し、見違えるほど拡大発展し、ホテルに見まごうばかりの20階建の病棟や他に外来や救命救急などの病棟が並んだ一大医療センターとなっていました。

研修は、開校式後、早速、鍼灸室に入り、主訴で多い顔面神経麻痺や脳卒中の患者一人ひとりについて説明を受けながら脈診や舌診、および中国鍼の刺鍼技術のレクチャー、さらに竹製の吸い玉の見学と実践、小鍼刀療法(小外科手術)の見学、中国美容(エステ)と推拿の見学と実践等、治療技術を中心に研修を行いました。また中国と日本の医療制度の違い、江陰市医院での患者の傾向、中医学の理論を聴講し、病院のスタッフや現地の人々との交流などを行いました。

中国の先生方は次から次と押し寄せてくる患者さんの治療に対する情熱と、私たち研修生への熱心なご指導で、暑さも忘れるほどで、中医院の院長・副院長をはじめ現場の皆様のご配慮のもと、非常に有意義な8日を過ごすことができました。



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