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柔道整復学科教員の研究論文が学会誌に掲載されました

お知らせ

一般社団法人 日本柔道整復接骨医学会が発行する『日本柔道整復接骨医学会誌』に、

柔道整復学科 外林先生の研究論文が掲載されました。

 

こちらの掲載誌は、本校図書室で閲覧することができます。

 

 

【論文概略】

日本柔道整復接骨医学会誌 Vol.25 No.3 2017

 

ラット靭帯修復過程に低出力超音波パルス(Low Intensity Pulsed Ultrasound)が与える影響

外林大輔、伊黒浩二、川畑浩久

 

柔道整復師が臨床上で頻繁に遭遇する外傷のひとつで、その治療方法については未だ多くの場合症状で決定されています。しかし、損傷靱帯の修復状態が十分に確認されていないまま日常生活やスポーツに復帰すれば、疼痛や不安定感などの愁訴を遺残することになります。ですので、このような状態に陥らないためにも靱帯損傷の正確な修復機序を理解しておく必要があります。

 そこで、靱帯損傷モデルラットをもちいて靭帯修復過程における力学的強度、組織学的変化および分子動態を検討し、さらに物理療法である低出力超音波パルス(LIPUS)が靭帯修復過程に与える影響についても同様に検討しました。その結果、LIPUSの照射はより早期に損傷靭帯の強度を高め、関節の安定性を確保し、治療期間の短縮につながることを期待させるものとなりました。

 

※日本柔道整復接骨医学会とは、柔道整復接骨医学に関する学理とその応用に関する研究発表及び連携、

知識の交流、情報の提供などを行い、柔道整復接骨医学に関する普及発展を図り、

医療に関する学術の発展に貢献することを目的とした学会です。

 

 

 



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